テキスト ボックス: 投稿規定(2009年11月14日改定)

 1.日本精神衛生学会(以下、本学会)の学会誌「こころの健康」(以下、本誌)は精神衛生の研究と実践に関するコミュニケーションの場を提供することを目的とする。
 2.本誌は「こころの健康」あるいは「健康な生き方」を追求する学際的研究の発展を志向しており、これに関連する内容のものであれば専門分野や記述形態にはとくに制限を設けない。従来の心理学、社会学、医学などのほか、保健学、看護学、福祉学、教育学、相談学など、諸領域からの具体的な「こころの健康」に関する、@研究報告(調査研究、症例・実践報告などでいわゆる原著論文に相当するもの)、A総説(一つの主題についての多くの知見・論点の総括・評価・解説)、Bその他の一般報告・資料(「こころの健康」に関する一般的な報告、新たな資料)、Cレター(会員の声を自由に投稿するもので、掲載時にはレター、会員の声、論壇、書評など、内容に応じた見出しをつける)、D情報(学会外の動向などに関する情報で会員にとって有益なもの)を歓迎する。
 3.投稿は本学会会員によるもので、原則として未発表のものに限る。
 4.人を対象とした研究に関する報告は、a)対象者の自由意思に基づくインフォームドコンセントを尊重した人道的な研究であり、b)対象者の個人情報の保護に関して十分な配慮がなされている場合に限り、これを採用する。以上の点を含む研究内容全般に関して、主著者ならびにすべての共著者は等しく責任を有する。
 5.原稿の採否は、編集委員会が決定する。ただし、掲載に当たっては内容の修正を要求する場合がある。また、原稿の採否等に関して編集委員会から著者に通知した後、12カ月を経過しても著者から再投稿がなかった場合には、これ以後の再投稿を新規投稿として扱う。
 6.投稿原稿の作成に際しては、別記の原稿作成要領を注意深く参照すること。
 7.原稿の長さは原則として400字詰原稿用紙換算30枚以内(図・表・文献を含む)とするが、レター・情報等については原則として10枚以内とする。
 8.校正は初校のみ執筆者が行うものとする。
 9.別刷は実費負担とし、校正時に申し込むこととする。
 10.本誌に掲載された投稿の著作権は著者に帰属するが、著者は著作権の一部(複製権、出版権)の使用を本学会に委託するものとする。ただし、委託された著作権は本学会が行う学術研究を目的とした事業の範囲でのみ使用するものとし、著者自身が自らの用途に使用することの制限はない。
 11.原稿は、清書原稿にそのコピー3部を添えて、下記宛てに簡易書留にて送ること。採否にかかわらず、投稿原稿は返却しない。
  〒870−1201 大分県大分市大字廻栖野2944−9
  大分県立看護科学大学精神看護学研究室内 日本精神衛生学会編集委員会事務局  影山隆之
  (Tel.097-586-4416、Fax.097-586-4383、 e-mail: kageyama@oita-nhs.ac.jp)
 
原稿作成要領

 1.使用言語は日本語とし、横書き、新かな、常用漢字、算用数字を用いて書くものとする。
 2.使用する用紙はA4版で、1枚あたりの行数は25行以下とする。欄外下部に必ずページ番号を記入する。
 3.原稿の表紙(1枚目)には以下の事項を記す;論題、執筆者の氏名(英文表記も)、所属機関、連絡先の住所・電話番号およびEメールアドレス、原稿の種別(投稿規定2参照)。ただし研究報告では、論題・所属機関・同住所の英文表記も記すこと。
 4.原稿種別が研究報告・総説の場合には、原稿の2枚目に、800字以内の日本語抄録と、5語以内のキーワードを付ける。ただし,これに加えて200語以内の英文抄録と英文キーワード(5語以内)を付けることもできる。英文の抄録とキーワードは原稿の末尾に頁を改めて付ける。研究報告・総説以外の原稿種別では、抄録を付ける必要はない。ただし、その他の一般報告・資料では抄録を付けても差し支えない。
 5.原稿本文は、表紙(および抄録)に続く原稿2(3)枚目から始める。ただし、本文の最初にも論題を記す。査読者には著者名を明らかにせず査読を依頼するので、この頁に著者名を記さないこと。
 6.本文中の引用文献には初出順に1)、2−4)のように上付で番号を付ける。本文の末尾に一括して、下の例のように、著者名、題名(書名)、誌名(出版社名)、巻(号)、頁、発行年の順に記載する。同一巻内の通頁を記載する場合には号を省略する。著者が4名以上の場合は3名までを記載し、以下は et al. または他と略記する。なお、本文中で引用・言及しなかった参考文献のリストを添える必要はない。
  1) 高塚雄介:こころの専門家とは何か. こころの健康 8(1): 12-15, 1993.
  2) 佐治守夫, 石郷岡泰, 上里一郎:グループアプローチ. 誠信書房, 東京, 1977.
  3) 平木典子:臨床心理学の訓練と今後の課題. 平木典子, 袰岩秀章編:カウンセリングの基礎, 北樹出版, 東京, pp206-218, 1997.
  4) Parker GB, Brown L, Blignault I: Coping behaviors as predictors of the course of clinical depression. Arch Gen Psychyatry 43:561-565, 1986.
  5) Kiersky JE: Insight, self-deception, and psychosis in mood disorders. In Amador XF, David AS (Eds) : Insight and Psychosis, Oxford University Press, New York, pp91-104, 1998.
  6) Crowcroft A: The psychotic: understanding madness. Penguin, Harmondworth, 1967 (藤縄昭,三好暁光,新宮一成訳:精神医学への招待−心の病を理解するために.創元社,大阪,1980).
 7.図と表にはそれぞれ、図1、表1などと通し番号を与え、本文中に挿入箇所を指定する。@図表の番号とそれぞれの図表のタイトルを、別紙に一括記載して、原稿末尾に添付する。Aその後に、表および図を1枚ずつ別の用紙に記して添付する。Bただし、それぞれの表の先頭に表タイトルを記すこと。図には図番号やタイトルを入れず、裏面に図番号を記すこと。C図表原稿は鮮明なものでなければならない(投稿が受理された後に、電子ファイルまたは写真製版用の原図を編集委員会に送る)。D通常の制作費を大幅に超えるような図表については製版実費を著者負担とすることがある。